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ネット小遣い稼ぎの現状

こういうネットアンケートに答えるのはそもそもそういう層なのでは、という指摘もあるようですが、
実際ソシャゲの有料アイテムやLINEポイントなどなにかしら「ポイント稼ぎ」の手段が子供の目にとまるのは多そうだし、ポイントサイト利用が多いのはまあそんなもんかな…という印象です。

子供がポイントサイトを使いたいと言いだした場合、許可すべきか?
許可する場合、教えておくべき点、注意すべき点は何か?
ちょっと考えてみます。

まずはサイト自体の信頼性を確認すること

そもそもポイントを換金できない詐欺サイトや、そうでなくてもポイント換金のための条件が異常に厳しくて通常では換金不可能な、かぎりなく詐欺に近いサイトがあることを知っておくこと。
特にソシャゲの攻略サイトでよく見る「有料アイテム一万円分が手に入る!」のような額の大きいものは疑った方がよいようです。

てっとりばやいのは「<サイト名> 詐欺」などで検索してみることですかね…。運営会社を調べてみたり利用規約に穴がないかしっかり読んでみたり…っていうのはハードル高いか。
はじめは親が確認して「このサイトは安全だから使っていいよ」っていう方式がよいかも。

個人情報の入力や各種契約は慎重に、というかなるべく避ける

さすがにクレカやキャッシングの登録はできないとは思いますが、
高額案件はなんらかの契約をせまるものが多いので、後先考えずに登録するのは避けさせたい。
「本名や住所を入力させるものは禁止」あたりが無難かな?
アプリインストールや無料会員登録系はメールアドレスだけでもいけるだろうし。

ポイントサイトが信頼できても、その中の案件がすべて信頼できるとは限らない

これ自分も昔はよく理解してなかったんですけど。
ポイントサイトの運営会社と、ポイント獲得のための案件の運営会社はまったく関係ないことが多いんですよね。
サイト自体は大手で実績もあるし安心と思っていても、中には個人情報収集目的の詐欺案件やウイルスまがいのアプリダウンロード案件があるかもしれないよ、ということ。

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ざっくりこのくらいでしょうか。あとは「ズルをしようとしない」とかもあるか。虚偽情報を入力したり複数アカウントを作ってみたり…とか考えますよねー。
「困ったことがあれば隠さず親に相談する」…のは、ポイントサイトにかぎらずネット全般での約束としておきたい。

オークションとかYoutubeとかでの小遣い稼ぎはまた別の問題がいろいろありそうですね…。近いうちに考える。

「ネット上の情報の正しさを確認する方法」とは

インターネット上の情報について正しいかどうか確認する方法が分からないと回答した人が、中学生ネット利用者のうち38.9%、高校生では49.2%あった。

これ、「わからない」の割合が学年が上がるほど増えてるの、ある意味健全だなあと思う。
たぶん中学生くらいだと「わかってるつもりになってる」子が結構多くて、それが一番危険なんだよな、と。

「わかる」って答えた子が、じゃあ具体的にどうやって確認すればいいと思ってるのか興味あるけどそのへんのデータってないのかな。
大人の人に聞く?図書館で調べる?それともWikiPediaで調べる??

そして重要なのは、「じゃあどうやって確認すればいいの?」と聞かれた大人は何て答えればいいのか。

SNSなんかで流れてきた情報であれば、まずは情報の出どころ(いわゆる「ソース」)を確認する。
ニュースサイトなのか、まとめサイトなのか、2ちゃんねるなのか、知らない個人の発言なのか…
あとは、その情報が発信された日時も大事ですね。(Twitterなんかだと数年前の記事がさも最近の出来事のように流れてきたりするので)
それで「なんとなく信頼度高そう」「どうもうさんくさい、デマっぽい」くらいの判断はできるかもしれないけど、
確実な判断となると、たぶん大人でも難しい。
(新聞社がやってるニュースサイトの記事ですら捏造・デマが問題になったりしますからね!)

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もちろんこの記事で引用した調査結果だって、正しいかどうかはわからない。
ベネッセが中高生約10000人対象に行った調査であるということ、
リンク先のサイトに添付されているPDFの内容をふまえて、
「それなりに信頼度は高そうだ」と判断しているにすぎないわけで。

なので、読んだ人に「これは絶対に正しい情報だ!」と思わせてしまわないためにも、
自分が情報発信するときはなるべく元データへのリンクなど判断材料となるものを併記するように気を付けよう、と思います。

高校生のLINE使用状況

9割とかになっちゃうと、さすがに「LINEやってないと仲間外れにされる」問題も深刻になりそうだなあ…。

私が大学生のころ「携帯持ってない子」が1~2割くらいだったと思うので、ちょうどそのくらいの感覚ですね。でも携帯ではグループチャットみたいな機能は無かったので、持ってなくても会話に参加できないってことは無くて、せいぜい待ち合わせや急ぎの連絡の時に手間がかかる程度(それでも自宅電話やPCメールでどうにかなるにはなった)のだけれど。

しかし、Facebookやmixiは思ったより少ないなー。みんな日記的な長文はどこで書いてるんだろ?
まさかブログではないだろうし…そもそも最近の子は日記書かないのか??

中高生のネット依存?(追記あり)

インターネット依存症は、診断の定義はありませんが、研究班は「ネットの使用時間を減らしたりやめようとしたりしたが、うまくいかなかったことがあるか」や、「ネットのために大切な人間関係を台なしにしたり、危うくしたりすることがあったか」など、8つの質問に5つ以上当てはまる場合、依存状態になっていると判定しました。
その結果、「ネット依存」になっている中学生と高校生は8.1%で、全国で合わせて51万8000人に上ると推計されることが分かりました。
中高生別では中学生は6%、高校生は9.4%で、男女別では男子生徒は6.4%、女子生徒は9.9%でした。

「ネット依存」と大雑把にくくっちゃったのは勿体ない…。「ネトゲ依存」「SNS依存」なんかに分類して数値が出たら有用なデータになりそうなのになあ。
「診断の定義はありませんが」と言っている以上、「8つの質問」の中身次第でどうとでも変わりそうな数値ではありますが、正直なところ「意外と少ないな」という印象です。

(追記)
別のニュースサイトではちゃんと8つの質問が載っていました。
ネット依存の中高生、国内に51万人 厚労省推計  :日本経済新聞

Q1インターネットに夢中になっていると感じるか
Q2満足を得るために、ネットを使う時間を長くしていかなければならないと感じるか
Q3使用時間を減らしたり、やめようとしたりしたが、うまくいかなかったことがたびたびあったか
Q4ネットの使用をやめようとした時、落ち込みやイライラなどを感じるか
Q5意図したよりも、長時間オンラインの状態でいるか
Q6ネットのため、大切な人間関係、学校、部活のことを危うくしたことがあったか
Q7熱中しすぎていることを隠すため、家族や先生にうそをついたことがあるか
Q8嫌な気持ちや不安、落ち込みから逃げるためにネットを使うか

結構重い質問も多いですね。これならたしかに8%は妥当なのかな…?
特にQ3,Q4,Q5あたりの「やめたくても自分の意志でやめられない」というあたりが問題深そうです。
昔の漫画依存、テレビ依存、ゲーム依存あたりと比較したらどんな感じなんだろう。

子供はスマホで何をしているのか

知り合いの小学生がしきりに「スマホ欲しい」と主張していた。
スマホで何がしたいの?と聞いてみると、「んー…音楽聞いたりとか、あとゲームとか?」
音楽なら普通の携帯でも聞けるし、ゲームはゲーム専用機の方がよっぽど面白いもの多いんじゃないかと思うけど、そうでもないんでしょーか。

ところで、子供向けの交流サイトを見ていると、子供の生の声が見えてなかなか面白い。

何がしたいわけでもないけど時代についていきたいからスマホが欲しい、という12歳の相談。
回答者も大体11~13歳くらいの年齢層。
「アプリとかいろいろ便利だよ!」「無理にスマホにしても意味なくない?」「時代についていくのってめんどくさいよね~」などなど、内容はさまざま。

やっぱり、なんとなくかっこいいから、周りが持っているから、よくわかんないけど便利そうだから、というなんともふわふわした理由は一定数いるらしい。
まあ、それは子供に限った事じゃなくて、むしろ大人にこそそういう理由でスマホにしてる人は多いんじゃなかろうか。

で、実際スマホを使っている層はというと。

こちらも回答者は大体11~13歳。LINE使ってる子が意外と多いなという印象。
音楽、動画(youtube)、ゲーム(LINE)あたりが多数か。
ネット、カメラという回答も少数ながら。

大人として、子供から「スマホって何ができるの?」と聞かれたら。なんて答えようか?
メールとネットと地図とスケジュール管理、なんて言っておけば子供は「面白くなさそう」と幻滅するだろうかしら。
でも大人の使い方なんてそんなもんだよね。あとはゲームとSNS?堂々と子供に勧めるものではないなあ。

もちろん、子供向けのゲームや知育アプリ、絵本アプリなんかもたくさんあるので、
そういったものをいくつか入れておいて見せてあげるのもいいかもしれない。
「スマホ買ったら英語のお勉強するアプリができるよ~」なんて言ったらどう反応するか。今度試してみよう。