月別アーカイブ: 2013年6月

炎上の「練習」をする場はどこがいいんだろう

以前紹介した「TamaGoLand[たまGOランド]」は「子供が小さな失敗を通して成長できる場」という発想がありましたが、
それの大人版があってもいいんじゃないか?という話。

上記の記事はちょっと極論っぽい感じがしますが、
実際に世の中でたくさんの大人が炎上を起こしているのを見ると、たしかに「うかつなことを書いたら何が起きるかを知る」こと、そして、それ以上に「ちょっとくらいの炎上ではビビらない耐性を付ける」ことは重要なのかもしれません。

特に後者。ネットでの悪口や暴言は突然大勢の人から、直接的で乱暴な表現でやってくるので、慣れていないとそれだけで精神やられちゃう可能性はあります。
それに慣れるのに一番適した場所はたぶん「2ちゃんねる」なんですが、ネット初心者に「とりあえず2ch行って鍛えてこい」っていうのもなんか違う気が…
で、上記の記事が紹介してるのは「発言小町」。
…これもかなり特殊な場所ではありますが、「延焼しにくい」、つまり被害が後々の生活に響きにくいという意味では練習に向いてる…のかなぁ…。

炎上練習のために匿名で意見を述べて罵り合う場所を作ったら流行るだろうか。
…ってそれ2chと変わらないか。うーん難しい。

もしかして子供用ゲームアプリなんて必要なかったのかもしれない

別サイトで書いたネタ。
うちのムスメは、ワープロソフトを「遊び(ゲーム)」として認識している様子。

赤ちゃんが幼児向けのおもちゃよりも空き箱とか新聞紙とか梱包のプチプチなんかの方が気に入ってよく遊ぶ、というのはよく聞く話。
同様に、PCやスマホ・タブレットのアプリも、意外と大人向けのビジネスアプリがウケたりするんじゃないかしら。

私が小学生の時に初めてパソコンを触らせてもらったときは、ドロー系アプリ(パワポみたいなの)でひたすら絵を描いたりして遊んでた記憶が。

オフィス系アプリならアプリ内課金なんてないものが多いし、
あとはネットワーク系機能だけ注意しとけば割と安全かな?

PCなら、子供用のオフライン端末に無料のOpenOfficeあたりを入れてみるとか。
Windows標準のペイントもそれなりに楽しいかも。

WindowsXPのサポート切れが世間では話題になってたりするけど、
古いXPマシンをネットワークから完全に切り離して子供用端末にするとかアリかもしれない。

スマホの子供への影響

”「スマホ使用」の学生が部活動に参加していない割合が高い”っていうのはわかるんだけど、スマホが無かった時代に比べて部活に参加してない(いわゆる帰宅部)子供の割合って増えてるんだろうか。
単に「部活よりゲームが楽しい」「部活より漫画が楽しい」の層が「部活よりスマホが楽しい」に移行しただけだとしたら”私たち親世代の多くがあれほど熱中した学生時代の部活動が、スマホにとって代わられ始めている”って言っちゃうのはどうなのかなーという気がする。
(一応、記事の最初には”すべての原因がそこにあると特定できないし、するつもりもない”とは書かれていますが)

記事中の中学生の声を見ると、ゲームや漫画との大きな違いとして、スマホには「ネット上でのゆるいつながり」がある、というのが印象強い。
リアルの人間関係に疲れてネットに逃避する、ということを中学生のころからすでに始めてるんですね。

でも逆にスマホのせいで人間関係に縛られてる子もいて、
”『お母さんが怒ってるから、そろそろLINE離脱』って書けたら一番罪がないんだけどなぁ”
っていうのがかなり衝撃的。
でもこれって別にスマホ(LINE)に限ったことじゃなくて、数年前からケータイメール依存とかいろいろ言われてるよね。メールにすぐ返事しないと怒られるとか。
私たちの時代だと何だろう。電話になかなか出ないとか交換日記回さないとか?
なんか根本の人間関係をどうにかしないことにはツールがどう変わっても関係ない気はする。

子供とプログラミング

これ、学校教育で「プログラマ養成」しようと考えるから話がややこしくなるんであって、
小中学校程度であれば、プログラミングというものの存在と、ざっくりどんなことができるのを知る程度で十分なんじゃないの?
あとは「パソコン部」みたいなのがあってちょっと詳しい先生を顧問につけとけば、授業で興味を持った子はばりばりやってくれるはず。

自分が初めてプログラミングを習ったのは中学2年か3年くらいの技術の授業で、BASICで図形を描いたり動かしたりとかそんな感じだった記憶。それだけでも素直に「自分が命令した通りに動くのは楽しい」と思えたし、プログラミングに興味を持つきっかけにはなった。

これはなるほど、と思う。プログラミングの授業ではなく、プログラムというものに関する教養の授業に近いイメージかな。

アルゴリズムだの変数だの関数だの教えるのは高校大学からで十分、というか小中学生レベルの数学知識の状態でそんなの教えられても意味不明で嫌になるだけの人が大半じゃないかと。

そういや高校の情報の授業ってプログラミングはどの程度やるんだろう。
私が高校のときは情報の授業自体なくて数学の教科書の最後の方にちょろっとBASICが載ってただけ(しかも授業では全然触れない)だったなー…

大学での演習は、演習をやり遂げられたかどうかで「合格」「不合格」の2段階があるだけで、採点とかは無かった。小中学校もその形式にしちゃえば採点云々の問題はなくなるけど、そうはいかないもんなのかな。

最近ではScratchみたいな子供向けのビジュアルベースなプログラミング環境もあるし、
とりあえずはそういうのに触れさせてみて「自分が考えたとおりに動くのが面白い!」って思ってもらえれば小学校教育としてはまずまずではないでしょうか。

あ、ゲーム好きな子なら「RPGツクール」なんかをやらせたら条件分岐・変数・配列なんかの概念が身につきそうな気もする。
さすがに小学生には敷居高いかもだけど、中学生くらいなら十分可能かと。

LINEキッズ

LINEから、子供向けアプリの配信が始まっています。
とはいっても、オリジナルのアプリというわけではなく、既存の有名アプリをLINE独自にカスタマイズしたものらしい。

広告が表示されない、というのがすごく魅力的に見えたので、
本家アプリとの相違点はなんだろうと調べていたら、下記のページを発見。

あ、これってLINEやってなくてもGooglePlayから直接ダウンロードできるんですね。
子供用の端末にはLINE入れたくないという人でも安心です。
(LINE内の「LINEキッズ」から見た方がアプリの詳細な情報が見られるようですが)

本家との違いとしては、LINEの友達招待機能のほかに、コンテンツ内容も一部違うらしいです。

また、

ただ、どれも基本無料ですが、「お試し版」という印象が強いです。
無料で遊べる範囲がかなりわずかで、長く遊びたいと思ったら有料コンテンツを購入する必要があります。
また、アプリによってはLINE版よりオリジナル版の方が、コンテンツが充実しているものもあります。

とのことで、レビューを見ても「子供が勝手に有料コンテンツを…」といったコメントが目立ちますね。
子供向けだからと安心せず、アプリ内課金を制限しておくのは必須です。

子供が課金ボタンを間違って押しにくくするような工夫がされていたらかなり評価できるのですが、
そうすると採算取れなくなっちゃうのかなー^^;

とはいえ広告なしはやっぱり魅力的なので、ためしにいろいろ入れてみて、気に入るようだったら追加コンテンツを買ってみてもよいかも。

半年ROMれ、の話

前回の記事の最後に少し書いた話。

子供にネットを与えるとき。
なにはともあれ、はじめは「半年ROMれ」と教えたい、と思っています。

初めの半年は、あらゆるサイトへの書き込み禁止。掲示板も、Twitterも、友達のブログへのコメントも。

ネット上でのトラブルは、何かを書くところから始まります。

 誰かの悪口を書いてしまった。
 個人情報を書いてしまった。
 場の雰囲気にそぐわないことを書いてしまった。

何を書いたらどういうことが起こるか。
どうしたら炎上するのか。炎上したらどう対処すればいいのか。
これは、実際にたくさんのサイトを見て学ぶのが一番手っ取り早い。

はじめの半年は、そうやってあらゆるサイトに書き込まずに過ごす。
そして、雰囲気がつかめてきたら、友人のブログへのコメントあたりからはじめたらいい。

その後、ネットをしていて初めて見るサイトに出会った時。
できれば、さらに半年間そのサイトについてROMってほしいとおもう。

このサイトはどういう雰囲気で、どういう書き込み方をすればいいのか。
それは、その特定のサイトを一定期間見ていないとわからない。

SNSでの馴れ合いに慣れた状態ではじめて2ちゃんねるに来たら。
いつものノリで書きこんだら、顰蹙を買ったり叩かれたりするかもしれない。
逆もまたしかり。

「インターネット」という巨大なコミュニティーの中で、
さらに様々なコミュニティーが存在して、それぞれ文化やマナーが違うことを知ってほしい。

「半年ROMれ」という言葉自体は2ちゃんねるで初心者を蔑むスラングですが、
そのコンセプトはなかなか悪くないな、と思うのです。

また、同じく2ちゃんねるでよく使われる言葉ですが、
「嘘を嘘と見抜けないと(掲示板を使うのは)難しい」というものもあります。
(「嘘を嘘と(ry」と略されていることが多いですね)

こちらも本当にその通り。
原文は「掲示板を使うのは難しい」ですが、現代風にいうなら「Twitterを使うのは」あたりがしっくりきますかね。
2年前の震災の時は、Twitterで多くのデマが流れ、混乱が起きました。
今でもTwitterでデマを流す人、デマと気づかず拡散する人はたくさんいます。

ネット上には嘘もたくさんあること。全てをうのみにせず、嘘を嘘と見抜く力をつけること。
難しいですが、少しずつ教育したいと思っています。

子供にスマホ・タブレットを与えるときの注意点

子供にスマホやタブレットを与えるのは怖い、危険だという意見もありますが、
トラブルが起きにくいようきちんと設定をしたうえで、時間を決めて、できれば親がそばで見ているようにして使わせれば、ツールとしてはかなりおもしろいと思うのです。

最近では幼児向けの知育アプリなんかも増えてきています。

うちのムスメは3歳ですが、絵本アプリやぬりえアプリなんかを楽しんでいます。
遊びながらひらがなや時計を勉強できるアプリもあるので、もう少し大きくなったら挑戦させてみたいところ。

課金制限の方法やクレカ登録しないなどの注意点についてまとめられています。
「ゲームで遊ばせるなら3DSにする。」っていうのが地味に気になります。たしかに3DSで課金トラブルはあまり聞きませんが、アイテム課金の仕組み自体は存在するようだし、今後ソシャゲ風のゲームが出てこないとも限らないので油断はできません。
(3DS版パズドラも出るようですし。今のところアイテム課金なしと言われてはいますが…)

上記のページには書かれていませんが、最近はペアレンタルコントロール用のアプリも出ていたりするので、こういったものも活用したいですね。
Androidならまもるゾウあたりが有名どころのようです。

もちろん、子供がある程度の年齢に達したら、子供と使い方についてしっかり話し合うことも大切です。
少し前に話題になった記事で、こんなのがありました。

この記事については別の場所でコメントしたことがあるのですが、
私の意見としては、ルールを押し付ける前に正しい知識を教えるべきだ、と。
13歳であれば「パスワードは必ず親に報告すること」ではなく、「パスワードは大事なものなので絶対人に教えてはいけない」と教えた方がいいと思うし、
「ポルノ禁止」とか言っても隠れて見る子は見るので、アダルトサイトにどのような危険性があるか、ウイルスやワンクリック詐欺についても教えておくべきですね。

(私が大学生のころ、女友達から「興味本位でアダルトサイトにアクセスしたら有料会員登録されちゃったみたいなんだけどどうしたらいい?」という典型的な相談を3件ほどいただきました。3人とも本気で振り込むべきかどうか悩んでいるギリギリの状況でした。
うちは女の子だから関係ない、と思わず知識として危険性を教えておくことは重要です)

ちなみに私が子供にネットを解禁する時、まっさきに教えたいと思っているのは
「半年ROMれ」
です。
匿名掲示板「2ちゃんねる」でよく使われるスラングですが、ネットにおいて「何かを書き込む、発信する」ことにはそれなりの知識とリテラシーが必要で、それを身につける最上の方法は「ROMる(=閲覧するだけで、書き込みはしない)」ことだと思うのです。
(これについては、またいずれしっかり書きたいと思っています。)