スマホを子守に使う話

山本一郎さんってmixi叩いてる印象しかなかったけどこの記事は普通に共感。

子供を投げっぱなしにしてスマホやタブレットを使わせ放題だという話ならともかく、必要に応じて子供が観たいものを見せ、また騒がれると困るタイミングで時間を区切って子供に使わせる分には何の問題もないのではないでしょうか。

ほんまこれ。要は程度の問題なんだけど、なんかこの手の話になると良い・悪いの両極端な議論になりがちなのはどうしたものか。

というか、「時間を区切って適度に使わせる」ができない親であれば、それはスマホやタブレットに限った話じゃなくてテレビでもゲームでもそれ以外の普通のおもちゃでも問題だろうと。
それをあたかもスマホが悪い!みたいな話にしちゃうのは論点がぶれるのでよろしくないですね。

なお、育児クラスタの意見としては「どうせスマホ与えてもそんな何十分もおとなしく使ってくれねぇよ!」というのが多数派の模様。「スマホやテレビが子守をしてくれる」という話自体が幻想の可能性が^^;

Androidの制限付きプロフィールは子供相手に有効?

世間ではAndroid4.4が話題になってますが今更ながらAndroid4.3の「制限付きプロフィール」の話をば。

何が制限されて、何が許可されるのか? Android 4.3の制限付きプロフィールを試す

自分が使わなくなった古いスマホを子供に与える、という事例はよく聞きますが、
こういう機能があるのであれば、あえて最新のものを与えた方がよいのかなーとも思えます。
(古いバージョンの場合は、ペアレンタルコントロール用の専用アプリを入れたりする必要があったのが、ネイティブでできるようになったということですね)

ただ、

インターネット上のコンテンツに関しては、制御はあまり期待できない。

子供にタブレットを使わせる場合は、別途フィルタリングなどのソリューションの併用も検討する必要があるのだが、アプリベースのフィルタリングは、制限付きプロフィールでうまく動作しない場合がある

とのことなので、まだこれだけで安心して子供に渡せるという状況ではなさそう。
さらに、

現状のしくみでは、たとえば、保護者が許可した場合のみ課金するといったこともできない

とのことなので、細かい設定をしたい場合はやっぱり専用アプリに頼る必要があるみたい。

今後の進展に期待、かな。

高校生がスマホについて考える

それほど目新しい内容ではありませんが、

高校生の携帯電話の所持率は95.1%、このうちスマートフォンが81.0%

見るたびにどんどん上がってる気がするスマホ率。

多くの高校生が利用しているLINEについて。
メッセージを読んだことを示す「既読」機能を巡り、「既読スルー」、「既読ブッチ」(既読のボタンを押さないこと)がトラブルのもとになっている

自分の世代だとTwitterやFacebookが主流ですが、若い人はやはりLINEなんですよね。それゆえにLINEに関するトラブルも多い。
しかし昔のmixiの「足あと」といい、便利なはずの機能の利用の仕方でなんだかんだ問題が起きるのはいつの時代も同じ…という印象。
既読機能無くしても何かしら似たようなトラブルは起こるんでしょうね。
これは機能の問題じゃなくて、子供たちのコミュニケーションの取り方の問題。

「リアルで言えないことはネットでも言ってはだめ」、「ネット上の人間は人間でないと思え」

前者はともかく後者はどういう意図なのか気になります。
悪口を言われてもスルーしろ…という意図ならまだ理解できますが、逆に「相手の人格なんて気にしなくて良い」と捉えてしまうと最悪なことに。

親が知っておくべきことは、トラブルやセキュリティの話だけじゃない

子供にスマホを与えるときの注意点としては、課金、アダルト、SNSトラブル、セキュリティなんかの話がよく聞かれますが、
それとはちょっと違った視点からの記事。

「3〜5歳 親が一緒に使いながら、正しい使い方を教えていく」
「子供向けゲームアプリは、メーカーの思想や思いが見えるものを選ぶ」

こういったことは重要だけどなかなか語られることが少ないので、啓発として良記事だと思います。

年代別:子供とスマホでありがちなトラブル

「子供がスマホを使った時にありがちなトラブル」みたいなまとめ記事をたまに見るけれど、
実際のところ年代によってトラブルの種類も違ってくると思うんですが、その辺がうまく整理されたデータって見たことないなあ、とふと思った。
どこかいいサイトあったら教えてください。

一応個人的に思いつくことをメモしておく。

■中高生

  • 出会い系
  • 個人情報漏えい、炎上
  • ネットいじめ
  • SNS依存
  • ゲーム中毒、重課金

よく言われてるのはこのあたりでしょうか。ニュースなんかで取り上げられるのもこの年代の子供が多いですね。
本人に知識・リテラシーがあれば防げる問題も多いので、あらかじめちゃんと教えてあげることが大切。
あとは使う時間帯の制限など、家庭内ルールの整備ですかね。
フィルタリングもある程度は有効なのかな?高校生くらいになると外している人も多いみたいですが。

■幼児

  • 意味も分からず有料アプリをインストール
  • 意味も分からず課金アイテムを購入
  • 広告誤タップで変なサイトにアクセス

お金がかかる、という事実をまだ認識できてない年頃。とにかくいろんなところに触りたがります。
さらに、親の操作をよく見ている子供だと、「この辺を触ると新しいアプリがインストールでキルっぽい」「この辺を触ると新しい機能が使えるっぽい」ということをなんとなく理解していたりするので、うっかり購入はありがち。
対策としては、ペアレンタルコントロールの導入、特に有料アイテムの購入にはパスワードが必要な設定など。

広告誤タップに関しては、子供向けアプリでもアダルト広告が出るものがあったりして困ったもの。
広告なしの有料版があるなら購入してあげるか、いっそオフラインで使用するのも一案。

■乳児

  • スマホ食べられた
  • スマホ投げられた
  • スマホにミルクぶっかけられた

お前にはまだ早すぎる…!
親が操作するのを見せてあげる程度にとどめるのが無難ですねー。

 ***

ここまで書いて気付いたのは、小学生のスマホ利用について全然情報がない…!
一番ありそうなのは友人関係のトラブルとかですかねー。でもそれってスマホあんまり関係ない気も。
高学年くらいになるとアダルトサイトに興味を持つ子も出てくるでしょうね。
対策としては…やっぱり「親がしっかり監視すること」かな?
親子での話し合いや情報共有はどの年代でも大事ですよねー。

高校生のLINE使用状況

9割とかになっちゃうと、さすがに「LINEやってないと仲間外れにされる」問題も深刻になりそうだなあ…。

私が大学生のころ「携帯持ってない子」が1~2割くらいだったと思うので、ちょうどそのくらいの感覚ですね。でも携帯ではグループチャットみたいな機能は無かったので、持ってなくても会話に参加できないってことは無くて、せいぜい待ち合わせや急ぎの連絡の時に手間がかかる程度(それでも自宅電話やPCメールでどうにかなるにはなった)のだけれど。

しかし、Facebookやmixiは思ったより少ないなー。みんな日記的な長文はどこで書いてるんだろ?
まさかブログではないだろうし…そもそも最近の子は日記書かないのか??

LINE ID使用禁止について

LINEの「ID」っていう用語の使われ方って割と特殊なので、親世代だと誤解する人は多そうだなあ、ということで解説へのリンク。

ひとまずこれであちこちの掲示板やアプリのレビュー欄がLINEのIDであふれかえる事態は減るのかなあ。

ただ、年齢認証については親名義で契約されてると無意味だったりはするので、そのあたりは要確認かな。
子供が若いほど親名義の割合高そうだし。

高校生のLINEの使い方と、子供にスマホを与えざるを得なくなる状況

現役高校生の書いた文章。
普段高校生と交流する機会のない身としてはなかなか貴重な資料。

Twitterは基本的には自分の思ったこと、感じたこと、出来事などを勝手気儘につぶやきます。
僕は一言ブログだと思ってます。
LINEは内容はTwitterと似ていますが大きく違うところがあります。
それは、LINEで言う時はほとんどと言っていいほど返事や反応が欲しい時だと思っています。
さらに言うと、その返事は知人や仲のいい人からの返事です。

夜中に急に目が覚めてしまったりなかなか寝付けなかったりすることがありませんか?
そんなときTwitterにつぶやくのとLINEにつぶやくのではどちらの方が確実に返事を得られるのか、
そう考えた時に、僕は断然LINEだと思います。
さらにグループの場合は、返事がなくとも既読がついていれば既読の数のだけ人が起きているのだなとわかりますね。

ちゃんとTwitterと使い分けたりもしてるのね。
基本的に私たちの世代のメールと似た感覚なんだろうけど、「夜中に急に~」っていうのは新しい感覚だなあ。
メールだと「こんな時間に送ったら迷惑かも」っていう躊躇いがあったけど、グループチャットだとそうでもないのかね。

で、気になったのは冒頭のこの部分。

僕ら学生は学校での会話、テレビやゲームの話、趣味の話など普通なら直接話しているであろうことをそのままLINEで話しているのです。
学生のコミニケーションの一つとしてLINEがあるといえるほどに、ほとんどの会話をLINEで済ましてしまいます。
遊びの約束をする時なんかもほとんどがLINEですね。
そうなるとガラケーの人は自然と連絡がいかなかったりと色々とかわいそうです。

これが親が子供にスマホを与えてしまう理由のひとつなんですよねー。
「スマホ持ってないと連絡来なくて仲間外れになる」って子供から言われたら…悩みますよね。
しかも、LINEをやろうと思うとフィルタリングも外さないといけなかったりして、親としてはなかなかOKしたくないところです。
使い方の取り決めをしてしぶしぶ与える…ってかんじになるんですかねえ。

情報モラル教育もアプリで?(追記あり)

SNS“はずし”によるネットいじめを疑似体験、情報モラル教育用の無料アプリ -INTERNET Watch

こういったアプリやゲーム、漫画といったとっつきやすい形で情報が提供されるのは、情報教育を低リテラシー層までいきわたらせるためにはよい試みだと思います。
あとで試してみたら感想追記します。

(追記)

実際にプレイしてみました。

記事には「未成年者がスマートフォンを安全に正しく利用できるよう、情報モラルを身に付けてもらうことが目的」とあったので未成年向けの啓発アプリなのかと思いきや、
保護者向けに「未成年はこんな使い方をしていて、こんな危険がありますよ」というのを教えるアプリのようです。
正直、「疑似体験」というよりはスマホを使う子供たちのストーリーを眺めている感じなので、思ったほど衝撃的ではなかったです。
ノベルゲーム風に選択肢出してストーリー分岐させたりしたらおもしろいのに。

子供がスマホで何をしているのか知らない、だからどのように教育していいやらわからない…という保護者に現状を知ってもらうにはそれなりにわかりやすくて有用かなと思いました。
現在はストーリーが4つしかないですが、他のテーマもどんどん追加されるといいですね。

中高生のネット依存?(追記あり)

インターネット依存症は、診断の定義はありませんが、研究班は「ネットの使用時間を減らしたりやめようとしたりしたが、うまくいかなかったことがあるか」や、「ネットのために大切な人間関係を台なしにしたり、危うくしたりすることがあったか」など、8つの質問に5つ以上当てはまる場合、依存状態になっていると判定しました。
その結果、「ネット依存」になっている中学生と高校生は8.1%で、全国で合わせて51万8000人に上ると推計されることが分かりました。
中高生別では中学生は6%、高校生は9.4%で、男女別では男子生徒は6.4%、女子生徒は9.9%でした。

「ネット依存」と大雑把にくくっちゃったのは勿体ない…。「ネトゲ依存」「SNS依存」なんかに分類して数値が出たら有用なデータになりそうなのになあ。
「診断の定義はありませんが」と言っている以上、「8つの質問」の中身次第でどうとでも変わりそうな数値ではありますが、正直なところ「意外と少ないな」という印象です。

(追記)
別のニュースサイトではちゃんと8つの質問が載っていました。
ネット依存の中高生、国内に51万人 厚労省推計  :日本経済新聞

Q1インターネットに夢中になっていると感じるか
Q2満足を得るために、ネットを使う時間を長くしていかなければならないと感じるか
Q3使用時間を減らしたり、やめようとしたりしたが、うまくいかなかったことがたびたびあったか
Q4ネットの使用をやめようとした時、落ち込みやイライラなどを感じるか
Q5意図したよりも、長時間オンラインの状態でいるか
Q6ネットのため、大切な人間関係、学校、部活のことを危うくしたことがあったか
Q7熱中しすぎていることを隠すため、家族や先生にうそをついたことがあるか
Q8嫌な気持ちや不安、落ち込みから逃げるためにネットを使うか

結構重い質問も多いですね。これならたしかに8%は妥当なのかな…?
特にQ3,Q4,Q5あたりの「やめたくても自分の意志でやめられない」というあたりが問題深そうです。
昔の漫画依存、テレビ依存、ゲーム依存あたりと比較したらどんな感じなんだろう。